タイの熱気
皆様、こんにちは。
株式会社ハッピーコンビの荒井幸之助です。
1週間ほど、タイのバンコクに行ってきました。
目的は、お世話になっている社長の現地法人の活性化のご提案のためと、もう1人の社長の海外部品メーカーとの提携契約のためです。
今回は現地を知り尽くしたスタッフの方に車で案内してもらったので、移動がスイスイと効率的な上に、移動中に観光名所があるといろいろと教えてもらえて、仕事に加えてとても楽しい時間が過ごせました。
それにしても、車の渋滞がすごい!スタッフの方のお陰で会社への訪問時間に遅れることはありませんでしたが、そこから帰る時の遅いこと遅いこと。日本の盆暮の高速道路の渋滞が毎日起こっている感じです。
道路は左車線通行で、日本車が9割というだけあって、周りを見ていても、トヨタ、日産、マツダ車などなど、本当に日本にいるような錯覚に陥ります。でも、仏教の国だからか、そんな渋滞でもクラクションはほとんど鳴らさずに、交差点も譲り合いながら静かに進んでいきます。なんだかやっぱり日本みたいな和やかさ。
そんなタイですが、とにかく熱気にあふれていました。仕事先の会社や工場以外にも、建設中の高層ビルや市場、ショッピングセンターなどの他、寺院などのいくつかの観光地にも行きましたが、とにかく人で溢れています。
観光地では、特に中国の方がとても多いことに驚きました。大型の観光バスで訪れているのは、皆中国の方々。道すがら、頼まれて何人の中国の方の写真を撮ったことか。そんな時も中国語しか使わないのが中国人らしいというかなんというか。
JETROのバンコク事務所では、企業のスタートアップ支援のお話を聞いてきました。10ある起業家用ブースの6つが埋まっていて、海外に進出する日本人起業家の姿を見ることができました。
また、現地の日本法人の方々と食事をする機会が何度かあり、経営の苦労話を教えてもらいました。中でも面白かったのが、「タイ人の笑顔には20種類くらいある。」というお話。タイ国初心者の私にはわかりませんが、微笑みの国にも独特で複雑な感情があるようです。
短い時間でしたが、いろいろと感じたこと、学んだことが山ほどあります。やはり成長する国の熱気のようなものを肌で感じることができたのは良かったなあ。
平成のほめ殺し?
こんにちは。
株式会社ハッピーコンビの中村です。
これからは都政に全力投球するとの意向で、小池都知事が希望の党代表を辞任しました。
これ以降、報道でその姿をみる機会もめっきり減ったように思います。
一挙手一投足を逐一報道していたことを考えると、まさに天から地、手のひら返しといっては過言かもしれませんが、そんな趣きすら感じます。
政治信条が異なったとしても、求心力とかカリスマのある人のもとに、集結して発言や行動につながればよいという世論もあったとも思うのですが...
かつて「ほめ殺し」と言われる手法で竹下登を揶揄する昭和の事件がありましたが、これが平成になると、マスコミ挙げての報道スタイルに変わったのかなと感じました。
ちなみにウィキペディアで「ほめ殺し」をひいてみました。ご参考までに...
”元々は歌舞伎などの芸能関係で使われてきた用語で、頭角を現し有望格と見なされた若手を必要以上に褒めることで有頂天にさせ、結局その才能をだめにしてしまうこと。
また、競合関係にある人物を過剰にほめ上げて増長させ、大きなスキャンダルや不祥事を誘発させて社会的信用を失墜させることで、その活躍の機会を失わせて才能を潰すことを指す。”
2017年 今年の漢字
こんにちは。
株式会社ハッピーコンビの中村です。
日本漢字能力検定協会が公募する今年の世相を表す漢字一文字が「北」に決まりました。
なるほど、さもありなん。
北海道を直撃した2つの台風、高校通算本塁打歴代1位の清宮君のドラフト獲得、大谷選手のメジャー移籍など北海道日本ハムファイターズが大きな話題になりましたからね。
まあ、それも要素なのでしょうが、やはり度重なるミサイル発射と地下核実験のことが頭をよぎるのではないでしょうか。
ただ、何だかすっきりしませんよね。
これが2017年を表している漢字というのがどうにも癪にさわるわけです。
今年の日本は、これに大きく動揺したということを国内外に公言しているようで、それこそ「北」の思うつぼではないかと思うのです。
もしも、小池都知事の躍進が続いて、野党第一党どころか政権与党に座っていたならば、今年の漢字は「緑」になっていたかもしれませんね。
それはそれでなんだかなぁと思うのでしょうけど...
ブルーラインタクシー
こんにちは。株式会社ハッピーコンビの中村です。
夜歩いている時、ふと都内のタクシーの屋根提灯が空車は点灯、賃走・迎車は消灯はいつからなのかと考えていました。
社会人として上京するまで関西暮らしでしたが、あちらでは昔から空車だけが提灯をつけていて、わかりやすかったのに対して、90年代の都内タクシーは常時点灯していて空車かどうか見分けがつかず、闇雲に手を挙げていた記憶があります。
子供の頃、タクシーに乗るのは贅沢なことだったので、提灯のついたタクシーをわくわくしながら探していたものです。
上京した頃は、まだバブルの風情が残っていて、夜の繁華街からタクシーを捕まえるのは一苦労でした。
終電後のターミナル駅にはブルーラインタクシーを待つ長い列ができていたものです。
ブルーライン専用のタクシーのりばがあって、このタクシーはのりば以外からは乗れない、夜間営業のみのタクシーでした。
オリンピックに向けて景気もよくなっているとのことですが、またあのような時代がくるのでしょうか?
景表法違反に問われた弁護士法人
こんにちは。株式会社ハッピーコンビの中村です。
TV、ラジオ、ネットのCMで見ない日のなかった弁護士法人が、2ヶ月間の業務停止命令という厳しい処分をうけました。
そもそも弁護士業は、営利目的の広告をしないという決まりがあったようですが、過払金返還請求が世間をにぎわすようになる頃から、メディアで広告を繰り返すようになりました。
では、この弁護士法人の罪状は何なのかというと、期間限定キャンペーンのように宣伝しながら、実際は5年近くキャンペーンを継続していたという有利誤認に該当する景表法違反で、これを重くみた弁護士の不祥事監視団体が懲戒を請求し、業務停止処分が下されたというのがことの顛末のようです。
弁護士業の性質を考慮しても、消費者に損害を与えたわけでもなく、いささか厳しい内容ではないかと感じました。
関西には、何十年も「閉店セール」という看板を掲げて商売している人がいて、「いつ閉店するの?」と訊ねると「うちは毎晩8時に閉店してますから」というとんちの利いたお店があるんですけどね(笑)。
品格の未来
皆さま、こんにちは。
株式会社ハッピーコンビの荒井幸之助です。
最近の大相撲は、暴力の話でもちきりでしたが、報道の仕方もいろいろで、考えることの多い出来事でした。
私は中でも、横綱の品格問題が気になりました。
以前、朝青龍さんの時も、こうした品格のあるなしで騒がれたことを思い出します。暴力は問題外ですが、そこにある品格の定義といいますか、感じ方、理解の仕方に改めて興味を持ったわけです。
強さはもちろん大切ですが、同じようにこうした品格って、皆の模範になる要素として、とても大切だと思います。
この曖昧だけど、日本人ならなんとなくわかる品格の感覚ですが、では外国の人にどうやってわかってもらうのか。
それには、互いが付き合う中で、ゆっくりと理解し合うしかないのではないでしょうか。だからこそ、やはり個人差が出るし、時間もかかるのではないかと。
そういう意味では、外国の人と関わる中で、こうした私たちの考える品格も、少なからず外国の人の感覚の影響で変わっていくものなのかもしれません。
こうした互いの価値観の混ざり合いは、時間の熟成を経て、将来どんな姿になっていくのでしょうか。
さて、これを企業に置き換えた時、横綱級の大手企業の品格はどうでしょうか。
栄えてますます他の企業のお手本となる、尊敬を集める企業もあれば、不祥事を起こして残念なニュースになる企業もあります。
企業の社会的責任が重要性を増していますが、これは言い換えれば、企業にますます品格が求められていることと同じではないでしょうか。長年の大相撲の歴史も、こうした価値観が支え、守ってきた側面があると思います。そういう意味では、日本のこうした品格を重んじる価値観を、もう一度見直す必要があるのかもしれません。
私もふんどしを締めなおして、残り少ない2017年を、その後の2018年も、品格ある姿勢を大切にしていきたいと思いました。
満員電車とオリンピック
皆さま、こんにちは。
株式会社ハッピーコンビの荒井幸之助です。
仕事先からの帰り道、山手線が人身事故で遅れたため、品川のホームは人であふれていました。
平時でも、羽田や新幹線からのお客様でごった返している駅が、はち切れんばかりに膨らんでいました。
電車に乗ると、もちろん座れず、隙間という隙間が埋められて、もうぎゅうぎゅうで身動きが取れません。誰かのスーツケースが足に当たって痛いし、座っている人の前に倒れこみそうな、そんな厳しい状況で電車は出発しました。
手足に力を入れないと踏ん張れないので、常時全身に力が入っています。下手なトレーニングより、よっぽどきつい…。過酷すぎる。
どうせならこれも筋トレにしよう、満員電車筋トレ、なんてふざけながら、でも東京オリンピックの開催中は、電車通勤や移動はどうなるんだろうと、ふと考えました。
開会式の日は祝日にするとか、色々と考えているようですが、何せ電車の運行が心配でなりません。以前、前職の友人に聞いたのですが、特にまだ決まっていないらしいとのこと。
一時日本を観光する外国人にすれば、満員電車もある意味アトラクションと思って楽しむこともできるかもしれませんが、仕事をしている身からすると、オリンピックの数日間は、もはや心身の限界突破は間違いありません。
自分でも混雑緩和のために歩くとか、自転車とか、他の移動手段で代替することはできるけれど、移動距離が長いとそれも限界が。
日本は、狭いところにとても効率よくたくさんの人が住んでいると思いますが、これらの「ぎゅー」には、ただならぬ異常性を感じます。人口が減っていけば、こうしたことも減るかもしれませんが、それまでずっと我慢もなあ。
ますます来日客の増える日本、そして東京。オリンピックのことだけでなく、働き方改革にも、会社の努力だけでなく、旗振りをする国のこうした社会インフラの整備が何より肝心だと思ってしまいます。時間差通勤、在宅勤務、人の生活と仕事の仕方そのものを変える必要があるなあ、と思うのでした。