happycombi’s diary ハッピー日記

株式会社ハッピーコンビと荒井社会保険労務士事務所の日記です

ゆっくりの価値

株式会社ハッピーコンビの荒井幸之助です。

 

世の中、なにかと速くなっているのを感じます。

高速鉄道や高速道路の移動の高速化、AIによる作業の効率化とスピード化、共働きで家事も限られた時間でなんでもこなせるように効率的に、教育も習い事も短期間で学べる事が売りになり。

 

情報の洪水もスピードを増して大量に降りかかります。この中を一生懸命に泳がないと、時代に流されてしまう、取り残されてしまう、そんな焦りさえ感じてしまいます。

 

そんなある日、とある駅を出て近くの狭い歩道を歩いていた時、反対から来た人がいたので、しばらく立ち止まって、先に行ってもらうように待っていました。

 

その時は時間に余裕もあったので、スマホを見ながら気長に数名の人々がすれ違うのを待っていました。あえて待つ、ということを選んだわけです。

 

電車に乗るためなのか、その時のすれ違う人たちの急ぎようは半端ない感じでした。

 

でも、すれ違う時の皆さんからの感謝も半端ない感じでした。ただ、ボーッと立っているだけなのに、とても感謝されたわけです。

 

その経験が、なんとなく不思議でもあり、嬉しくもあり、あえて待つこと、急がないことに価値を感じるようになりました。

 

車で出かける時も、とにかく急がないような時間設定にするようにしました。車でも、道も出来るだけ譲ります。

 

そうしてしばらく経ちましたが、自分の気持ちに変化が現れました。視野が広くなった感じがするのです。その上で集中できているような感じ。

 

急な仕事でも、今まではぎゅーっと意識が一点に固定されていた感じがしていたのが、余裕の気持ちが根付いたのか、俯瞰する目線が一緒になった感じがします。

 

そんなわけで、今までと同じ仕事量でも、以前より負担も軽くなったように思えるから不思議です。全体が見渡せると、こんなに気持ちに余裕ができるものかと思いました。

 

 

何もしないで過ごす休暇の過ごし方が人気を集めているそうです。

 

先日、あるフランスのご年配の俳優さんも言っていましたが、何もしない時間という贅沢を味わうことが今の最高の楽しみだと。

 

普段の生活で感じる時間のスピード感は、もはや人の生き物としての感覚からは、何か無理があるのかもしれません。ずっと情報処理をし続けて熱くなりすぎているパソコンみたいな。

 

また、歳を追うごとに速くなる時間の経つスピード感覚は、今後もますます加速するのでしょうか。

 

まだまだやりたいことだらけの自分には、コピーロボットが2体くらいいてくれたら、なんて空想をしてしまいますが、そう思うと、やっぱり時間って本当に貴重だし、人生そのものだなあ、と思うわけです。

 

いつかまとまった時間があったらしたいこと、なんていろいろ考えていますが、そういうことを人生に無理に詰め込まないで、少し捨てていくことで、何もしないゆっくりな時間を作ることも幸せな人生かも、と思った次第です。